イエスの前身バンドMabel Greer’s Toyshopが再結成!

 イエスの前身バンドといえば、よく言われるのがクリス・スクワイヤ大将とピーター・バンクスさんがいたシン<The Syn>とアンダーソン教祖のいたウォリアーズ<The Warriors>ですが、実はもう一つ、もっと短命で忘れられがちなバンドが関わっていました。それが<Mabel Greer’s Toyshop>(MGT)というサイケデリックバンドです。
 MGTは、1966年にドラマーのボブ・ハガー<Bob Hagger>とギター/ボーカルのクライブ・ベイリー<Clive Bayley>という人がパブ出会って、ベースにポール・ラットリッジ<Paul Rutledge>という人を雇って結成したバンドでした。しかし以前にシンのオーディションを受けて、クリス・スクワイヤを気に入っていたハガーさんが、スクワイヤ大将を誘うと、ピーター・バンクスさんと2人そろってシンに在籍したままこのMGTに参加。その後、スクワイヤ大将が、ウォリアーズのアンダーソン教祖を連れてくることになり、5人のラインナップでMGTはいつくかのギグをこなします。
 突然ピーター・バンクスがバンドをやめるという事態が発生し、その時にバンドが白羽の矢を立てていたのが、実はトゥモロー<Tomorrow>というバンドのリードギタリスト、スティーブ・ハウ妖怪博士だったのです。
 しかし、続いてボブ・ハガーさんがバンドを去ったため、代わりにビル・ブラフォードと、ついでにキーボードのトニー・ケイが参加し、ピーター・バンクスさんが出戻って(そのためか、ハウ妖怪博士は加わらず)、クライブ・ベイリーさんもいつのまにかいなくなったので、そのバンドは名前を変更し、イエスとなったのでした!
 ややこしいが、つまりMGTは徐々にイエスに乗っ取られたようなものですね。
 ボブ・ハガーさんはいくつかのバンドを経てミュージシャンをやめ、その後30年間もマネージメントコンサルタントとして活躍していたそうですが、2013年にバッタリと昔の仲間であるクライブ・ベイリーさんと再会。45年ぶりにスタジをに入って演奏してみたら、なかなか楽しかったようで、(暇のありそうな)トニー・ケイさんと、(オリジナルメンバーではないですがイエスがらみでこういう企画にありがちな)ビリー・シャーウッド先生と、ベーシストのヒューゴ・バレ<Hugo Barré>という若者を加えてMGT再結成ということになりました。
 いやはや、なんともですね。
 ボブ・ハガーさんも言う通り奇跡的な歴史の一幕かもしれません。
「我々が一緒にアルバムを作るなんて、まさにこりゃ、奇跡だよ!俺が、クライブに再会して、やつがレコーディングスタジオに誘ってくれるなんて、楽しいねえ・・・」
 とりあえず、アルバムは2015年3月にはリリースの予定。イエス・マニアの方は是非チェックを!

2015/1/30 最新ティーザー映像がアップ!されました。

 
ニューアルバムのサンプラー

こちらオリジナルのMabel Greer’s Toyshop音源

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