COP21に向けて、ボウイ、プラント、ギルモアらがアピール

 デヴィッド・ボウイ、ロバート・プラント、デイブ・ギルモア、イアン・アンダーソンをはじめとした多くのアーチストが30日にパリで開催されるCOP21(国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議)に向けてのオープンレター(公開状)に署名しまた。 
 これは、非営利団体<Julie’s Bicycle>が用意した、より強力な国際的な枠組みを合意するための嘆願書で、いままで以上に「野心的」で「勇気づけられる」ような合意を求めているそうです。
 嘆願書は「我々は、グローバル経済と産業システムが、土壌の劣化や砂漠化を引き起こし、エコシステムを破壊し、河川や海の汚染と酸性化し、絶滅の度合いを早めていることを。そして、結果が、不可逆的な気候変動を引きおこす温室効果ガスの終わらない増大に終わることを、大変心配しているのです!」と主張しています。
 上記の方々の他にも、ドラマーのカール・パーマー大先生、レディオヘッドのトム・ヨークさんと、フィル・セルウェイさん、エルボウのガイ・ガーベイ、ブラックフラッグのヘンリー・ロリンズなんかの名前も出ていますね。
 国連の気候変動枠組締結条約会議での拘束力のある合意を目指す重要性を、市民に理解してもらうためにイベントや集会を主催している<Pathway to Paris>のコンサート(パリのトリアノンで12月4日に開催)には、パティー・スミス、トム・ヨーク、レッチリのフリーさんも参加します。
 ああ、もう手遅れなのかもしれませんが、本当にヤバイ状態ですからねェ。まともなミュージシャンの方々が心配しているのもう頷けます。

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