デイブ・ギルモアさんが120本のギターを競売に【追記:落札価格史上最高!】

【追記 2019.6.21】落札価格至上最高を記録!

ギルモアさんがオークションに出品された、ギターの落札価格が出たようです。
1969年のブラック・フェンダーは、なんと3,975,000ドル(約4億2600万円)で、世界でこれまで落札されたギターで史上最高額を記録しました。

また、アコースティックギターでは、「あなたがここにいてほしい」<Wish You Were Here>などで使われた1969年のマーチンD35が1,095,000ドル(約1億1700万円)、これまでのマーチンの記録、エリック・クラプトンの1939年製000-42(791,500ドル)を超えたとか。

今回のオークションで集めたお金は(総額23億円)は、世界的な気候変動に対抗するために、世界中で自然保護活動を行う団体<ClientEarth>に寄付される模様です。


 デイブ・ギルモアさんが、120本のギターコレクションを今年の後半に公開、競売に掛けることを発表なさいました。
 所有のフェンダーの、テルキャスター、ストラト、ブロードキャスター、エスクワイヤなどのコレクションで、1969年モデルのブラック・ストラト(「狂気」「炎ーあなたがここにいてほしい」「アニマルズ」「ザ・ウォール」で使用された)は、10万から15万ドルと見積もられています。
 ギルモアさんは、これらのギターは私にとっては大事なものだったし、音楽の一部であったけれど、すでに採算は取れているし、今は旅立つ時だと言います。
「ギターは演奏されるためのものです。どこにたどり着くにせよ、それらが所有者に音楽のギフトを与え続けてくれることが、私の望みなのです」ということなんですね。
 しかも、売上金は全てギルモアさんの基金を通じてチャリティーに供されるようです。
「これらのギターの売り上げで、この世界が少しでもよくなるように、基金を通じて本当に必要としている人たちに援助を提供できたらと思います」
 なんて立派なギルモアさん!

「かれらが行ってしまうのを見るのは、忍びないです。ある日、一つか二つはどうしても行き先を突き止めて、自分で買い戻さないとならないかもしれませんが・・」なんても言ってますが。大丈夫でしょうか?

 3月27日から31日まではロンドン、キングストリートのクリスティーズで楽器は展示さあれ音楽ファンは完璧なコレクションを閲覧することができます。

【追記】現在、クリオスティーズによるコレクション会場の3Dウォークスルーが公開されています。
展示会場3Dワォークスルー>>

 その後、セレクトされたギターが5月7日から11日まではロス、6月14日から19日までニューヨークで展示されたのち競売にかけられます。

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