フリップ尊師が、デヴィッド・ボウイの遺産管理団体を告発!

 これは、クリムゾンのロバート・フリップ尊師が、デヴィッド・ボウイさんともめていたとかいう話ではありません。
 尊師が、1977年の発表された、ボウイさんの代表作「ヒーローズ」にギターで参加したのは、業界では有名な話です。その時、ボウイさんと一緒にコラボしていたイーノさんが提案して、弾いてもらったんですね。その後、80年のアルバム「スケアリー・モンスターズ」でも演奏してます。

 フリップ尊師よれば、これらは今の言葉で言えば「フィーチャード・プレイヤー」に当たるわけだし、相応のロイヤリティを払うべきだということのようです。
 ただ、当時はそんな言葉もなかったし、プログレ界で”神”扱いを受ける尊師でも、世界的スターのボウイさんのレコードではバックミュージシャン扱いだったんですね。(でも、イーノは違う!)
 今更金のはなしか?という気もしますが、尊師の言い分である、音楽業界を牛耳る利己的な少数の人々によって、ルールが作られているというの本当ですね。
 フリップ尊師はおっしゃってます
「要するに!ボウイの遺産管理団体は、PPL(英国の音楽著作権管理会社)のルールで、フィーチャード・パフォーマーなんてものは認められていないと主張している。でも、PPL側は、遺産管理団体の方がフィーチャード・パフォーマーとして認めていない!から認めないよ、と主張してるんだ。誰か『キャッチ22』は読んだかね?」
(この『キャッチ22』というのは『M★A★S★H』と並んで有名な戦争ブラックユーモア小説(映画)で、小説中の軍規として「狂気に陥ったものは自ら請願すれば除隊できる。ただし、自分の狂気を意識できる程度ではまだ狂っているとは認められない」という馬鹿げ得た文面があるので、どう考えても不条理な状態を表すために使われますね)
 フリップ尊師は、PPLのルールの適用は「歴史的な不法行為」だし、「ルールといっても神が決めた天の法則じゃないんだ」として「知性と善意を持って、前例のない状況を配慮するためにルールは修正されるべきだ」とおっしゃてます。
 ちなみに、フリップ尊師がボウイさんのレコードに多大な貢献をしたことについては、プロデューサーのトニー・ビスコンティさんも、協力者のイーノさんも、なによりデヴィッド・ボウイさんも完全に支持しているので、遺産管理団体やPPLというのがガンとして拒絶してるのかは、誰のためなのかは明白ですよね!

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