ワン・チャンのジャック・ヒューズのソロアルバアムが、プログレ化!

 ワンちゃんじゃなくて、ワン・チャン<Wang Chung>は、80年代に何発か大ヒットを飛ばしたイギリスの2人組(当初は3人)。記憶では、最初のアルバム「黃鐘」<Huang Chung>はちょっとジャパン的なものを(中国風味で)狙ったかんじで、ベースのニック・フェルドマンの演奏はかっこよかった記憶がありますが・・それが商業的に失敗だったようで、その後は実につまらんMTV路線に転換して、<Everybody Have Fun Tonight>(全米2位)などで有名になりました。その後90年代に解散しましたが、最近一緒にやったりしていたと思います。
 そのボーカルとギターのフロントマン、ジャック・ヒューズさんがプログレのソロアルバムを発表される模様です。今回その先行シングルとして、<Whitstable Beach>が発表されました。映像が公開されていますね。
 実は、ヒュー・ジャックさんは、90年代にはトニー・バンクス先生のアルバムに参加されたり、さらに2003年には前衛的なジャズバンド、<The Quartet>を結成して活動されていたようです。
 その<The Quartet>が、カンタベリー出身の次世代、正調ジャズ・プログレ・バンド、シド・アーサー<Syd Arthur>くんたちとコラボするようになった関係で、今回のレコーディングには、シド・アーサーのジョエル・マギルくんとジョシュ・マギルくんたちが全面的に参加しています。アルバムの楽曲は、カンタベリー市内に借りたアパートの一室で書いたらしいですから、だいぶカンタベリー・サウンドに敬意を払っているみたいですね。
 ちなみに、英プログ(マガジン)が主宰する本年度のプログ・アワードで、ヒューズさんは<Outer Limits Award>というのを受賞されているそうです。何の賞だ!(笑)
 アルバムのリリースは、来年ですがとりあえずシングルをお聴きください。
 <The Quartet>の活動はやや前衛的なジャズインストなので、歌のあるソロアルバムはまた全然違ったプログ・テイストのロックです!


<追記 2020.01.11> もう1曲公開されました!

コメントは受け付けていません。