初代のフェアポート・コンベンションのボーカリストで、のちにトレーダー・ホーンで活躍して日本でも人気があったジュディさん。そしてなにより、プログレ・マニアには、キング・クリムゾンの原型であるジャイルズ・ジャイルズ&フリップの幻のメンバー(当時一緒に参加した、イアン・マクドナルドさんの彼女でした)として、「風に語りて」などのボーカルをとった初期録音があることでも有名です。
最近は音楽活動に復帰して、2018年にはスタジオアルバムの<Earth Is Sleeping>もリリースされました。
そのジュディ・ダイブルさんが肺がんであることを認められたようです。発表してしまってから、まだニューアルバムを協力者のデヴィッド・ロングドン(Big Big Train)と作るつもりなのに、こんなことを言うつもりなかったのに!と後悔されているようではありますが・・。
どうやら悪性の肺がんが広範に広がりを見せているということで、多くの人のように来週から化学療法を始めるとしています。
そして、ついでに、「こういう時期に現実世界での知り合いでもないのに、メッセージを送ってくるのはやめてください!お返事をする脳の余裕がありません!」とおっしゃってます。(笑)あと、「確かに病気ではありますが、自分の状態についてはよく調べたし、経験豊富な医師と専門家に委ねているので、私にいろいろなアドヴァイスをするのもやめてね!」とも。
確かによーくわかります。はい。
では、遠くからなんとか回復されることをお祈りしましょう。
最近のアルバム
お若い頃
めずらしい!ジョニ・ミッチェルの「青春の光と影」をダイブルさんがボーカルのフェアポート・コンベンションがカヴァーした、未発表レコーディング。