ロジャーさんが、Youtube上にデヴィッド・ギルモアさんへの苦情を投稿されました!
ロジャーさんは、要するに自分と自分のバンドが先ごろヴァーチャル・セッションでアップした<Mother>のビデオなどが、公式のピンクフロイド・チャンネルでは一切宣伝できないことに憤っていらっしゃるようです。
「私は、ギルモアにサイトへのアクセスを禁止されている!」
ロジャーさんは、1年前にロンドン空港で生存中のピンク・フロイドのメンバーと会って会談したと仰ってますね。それは、何の成果も産まなかったが、ピンク・フロイドサイトへはメンバー全員が平等にアクセスできるべきだと要求したらしいです。「1日30万人以上の人が見るページの主要部分は、シドと私、リック、ニック、そしてデヴィッドの5人で作り上げたものなんだから」
しかし、デヴィッド・ギルモアは「ピンク・フロイド」は自分自身の持ち物だと考えていて、(バンドについて)ロジャーは口を閉じているべきだ!と思っているようだとのこと。
さらに、なんでピンク・フロイドのショーシャル・メディア・チャンネルで、ギルモアの妻であるポリーの「フォン・トラップ・ファミリー」のライブストリーミングは、流すんだ!とも指摘していますね。(「フォン・トラップ・ファミリー」は、あの「サウンド・オブ・ミュージック」のモデルにもなったと言われる、オーストリアからアメリカに移住したトラップ一家の家族コーラスのことで、ポリーさんはそのパロディとして、ギルモアさん一家が演奏するピンク・フロイドの楽曲などをライブ配信されています)
「われわれは、こんな事実をピンク・フロイド公式サイトで言及することすら許されていないんだ!これはまちがっている。われわれは目覚めるべきだ・・あ、もしくは、バンド名を<スパイナル・タップ>に変更するとでも言うなら、ま、申し分ないけどね・・」(スパイナル・タップは80年代の有名なモキュメンタリー・コメディ映画に登場する架空のロックバンド)
新型コロナのアウトブレイクで、世界が大変な時ですが、こんな時でもまだまだ仲が悪くて、一向に和解する気の無いウォーターズさんとギルモアさんはある意味素晴らしくほっとさせてくれる存在ですね。いやあ、素晴らしい。
死ぬまで、喧嘩していて欲しいです!(笑)
An announcement from me. And when I mention the @pinkfloyd website, I also mean the Facebook page and all the rest. pic.twitter.com/x9T8CIAAMp
— Roger Waters (@rogerwaters) May 19, 2020