ロジャー・ウォーターズがFacebookのザッカーバークをケチョンケチョンに!

 いつも怒っていらしゃいますが、今度も怒り爆発です!

 ウィキリークスの創設者で、現在イギリスのベルマーシュ刑務所に収監されている、ジュリアン・アサンジ被告を支持するためにニューヨークで開かれたイベントに参加した、ウォーターズ先生が、そのスピーチの最中に一枚の紙を取り出しました。
 それは、ピンクフロイドのウォールの収録曲<Another Brick In The Wall (Part II)>をインスタグラムのプロモーション映像のなかで使用する許可を求めるものだったようです。
「これは、ザッカーバーグからの私への公式文書です・・実に巨額のオファーであります。そして、答えはファック・ユー!ふざけんな!です」とロジャーさん!(笑)
「この話をするのは、これが、全てを絶対的に支配しとうとする奴らの陰険な活動そのものだからです。ほんの少しですが、自分の曲の版権のコントロールをする意味では、力を持っている私たちは、このクソ野郎の側に立つことはありません!ザッカーバーグめ!」

 インスタグラムも吸収したFacebookは、今や本当にメディアを支配している巨大企業です。「ザッカーバーグは・・・この部屋にいる私たち全員を検閲し続け、ジュリアン・アサンジについてのこの話が一般大衆に伝わらないようにしたいのだ!」ウォーターズさんはと怒っておいでのようです。

 インスタは知りませんが、確かにFacebookは、政府への批判や、右翼へ攻撃は、自分たちの決めた「コミュニティ規定」に抵触すると称して、すぐに削除や非表示の対応をとる傾向にありますが、人種差別主義者や極右には大変寛容なように見えます。最終的には、削除することになりましたが、人権団体や公民権擁護団体が非難しても、トランプ前大統領の暴力を煽るような書き込みをなかなか削除しなかったことも事実です。
 また最近も、Facebookはトランプ主義者たちが、前回の選挙で共和党を有利にするために、かくれ共産主義者を装って、民主党が勝てばアメリカが共産主義の国になるぞー!というイメージを植え付けるために、悪質な偽投稿をしていた事実を、把握していたにもかかわらず、自分たちの「コミュニティ規定」に抵触しないとして、知らん顔していたことが報道されました。
 まったくもって、フザけた「コミュニティ規定」です。

 もちろんこのように政治的にも真っ二つに社会が分断された世界で、巨大なメディアが中立を保つというのは難しい舵取りだとは思いますが・・・。

 ウォーターズさんは、ザッカーバーグがハーバードで作っていたのは、最初はFacebookではなくて、女子大生がイケているか、イケてないかを点数で比較する<FaceMash>というサービスだったと暴露しています。
 まさに臆病な変態オタクそのものだったザッカーバーグが、たまたま大金持ちになった今、政府や時の権力に敏感な、陰険なフィクサーに育ったのだという主張のようですが、大変説得力がありますね!

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