ヒュー・ロイド・ラントンとエド・キャシディが死去

 勘三郎も死んでしまいましたが、ギタリストのヒューロイド・ラントン(Huw Lloyd Langton)さんも亡くなりました。12月6日のコトだそうです。イギリスを代表するグルグル系バンド、ホークウィンドの初期ギタリストで、ヒット曲を出した時期にはいませんでしたが、70年のデビューアルバムの時と、79年に再結成してから9年間在籍してましたね。他に、レオ・セイヤーのバンドやウィドウメイカーのギタリストでもありました。

ヒューロイド・ラントン

 享年は60才。ここ2年間は癌と闘っていたようですが、最後は家族と自宅で安らかに亡くなったとのことです。
 ホークウィンドは、SF作家が一時歌を歌っていたり、ストリッパーがメンバーになっていたり、なかなか八方破れなバンドですが、ちょうどアメリカのグレイトフル・デッドみたいに熱烈な信者が愛好するファミリーという側面がありますね。
 まあ、プログレというには厳しいですが・・、サイケなエフェクトをバックに、オールドロックンロールという芸風がなかなかです。

自分のバンドでホークウィンドのレパートリーを演奏するラントンさん。

 奇しくも同じ12月6日、エド・キャシディ(Ed Cassidy)さんも亡くなりました。特に日本ではちゃんと評価されていませんが、60年代カリフォルニア・サイケデリックの最高峰と言えるバンド、スピリットのドラマーです。なんと89才ですね。まあ、これには訳があるんですが。

エド・キャシディ

 スピリットというバンドは、ボーカルで若き天天才ランディ・カリフォルニアを中心にして、(後にジョジョガンを結成する)ジェイ・ファーガソン(この時点ではVo&Per)、マーク・アンデス(Bass)と、ジョン・ロック(ピアノ)そしてエド・キャシディさんで結成されるわけですが、この人実はカリフォルニアくんのお母さんと結婚していたので、カリフォルニアの義理の父親だったわけです。
 なんせ40年代くらいからジャズドラマーやってた人ですからね。
 スピリットは、ファーガソンとアンデスがジョ・ジョ・ガンを結成したので、実質活動期は短いのですが、ランディくんのソロ活動的なスピリットを70になるまでドラマーとして支えました。残念なコトに、義理の息子の方が先に(1997年)死んでしまったので、さすがにライブからは引退してしまっていましたが・・。不屈のドラマーですね!

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