ピンクフロイドさんが、怒りの新曲発表!(アナログ発売決定)

【追記:2022.06.24】 7インチ・アナログ盤/CDでの発売が決定!

ロシアのウクライナ侵攻後、いち早く4月にデジタル・リリースされたこの曲が、フィジカルリリースされるようです。日本版は、8月3日。(英国7/15、米国10/21)。
27カ国で一位を獲得した、同曲です。今もまだ、毎日人が殺されているのを忘れるわけにはいかないので、アナログ盤でも買って支援するか・・という気になります!
全てのフォーマットの収益はウクライナ人道支援募金へ寄付されるそうです。

日本版は、ソニーさんが自信を持って自社生産するそうで、さすがクラシックな見栄えの1枚になってますな!


2022.04.08

 ピンクフロイドさんです。
 とうぜん、このような事態にはお怒りになっており、ロシアの配信サービスがらいち早く楽曲をひきあげましたが、今回、なんと1994年以来28年ぶりとなる新曲をリリース、内容はウクライナを支持するもので、収益も全額ウクライナ人道救済に寄贈されます。

 「私たちも多くの人と同じように、独立した平和な民主主義国家が世界の大国のひとつに侵略され、国民を殺害されるというこの卑劣な行為に怒りと悔しさを感じてきた」と、ギルモアさんらしく穏やかな表現ですが、じわじわとお怒りの様子です。
 だって、ギルモアさんには、ウクライナ出身の義理の娘や孫がいるので、それは当然でしょう。

 今回のレコーディングは、2007年にギルモアさんと、ニック・メイスンさんが、今は亡きリック・ライトさんとセッションしたギルモアさんの納屋で行われ、PVも同時に撮影されているとか。
 参加したのは、ギルモアさんとメイスンさんの他、長年ツアーのサポートを努めてきた、ベースのガイ・プラットさんとキーボードのニティン・ソウホニーさん。
 ボーカルには、ウクライナのロックバンド、<Boombox>のボーカリスト、アンドレイ・クリニヤク<Andriy Khlyvnyuk>さんの音源が使用されています。

 誰もいないキーウ(キエフ)のソフィスカヤ広場で、<The Red Viburnum In The Meadow>(第一次世界大戦時の反戦歌)を歌った、アンドレイさんのインスタグラム映像に心を動かされた、ギルモアさんは、そのボーカルの一部を使用して曲を仕上げようです。曲名の<Hey Hey Rise Up>は、元曲の最後のフレーズからとったとか。
 アンドレイさんのバンドBoomboxは、ロシアの反体制グループ、プッシー・ライオットらと一緒に、ベラルーシ・フリー・シアターを支援するロンドンのコンサートで、ギルモアさんと共演しましたが、アンドレイさんはビザの問題があり英国には入れなかったということです。
 アメリカのツアーを終えて、ウクライナに戻って義勇軍に参加していたアンドレイさんは、現状負傷してキーウ(キエフ)の病院にいるとのことですが、ギルモアさんは連絡してこの曲を聴かせて承諾を得たらしいです。

 「この曲を広めて、人道的なチャリティーのための資金集めと、士気の高揚を図りたい。そして、ウクライナへの支援を表明し、そうすることで、ウクライナのような独立した民主国家を侵略するのは、大国として全く間違っていると、世界のほとんどの人が思っていることを示したいのです」とギルモアさんは締めくくりました。

ぜひ、ダウンロード購入してウクライナの人道支援にご協力を!
https://pinkfloyd.lnk.to/HeyHeyRiseUp

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