ブルー・オイスター・カルトのアラン・レイニア死去

ブルー・オイスター・カルト(Blue Öyster Cult)のファウンダーの一人で、キーボードとギターを担当していたアラン・レイニア(Allen Glover Lanier)さんが8月14日(2013)、長年患っていた慢性閉塞性肺疾患によって亡くなりました。享年は67才。ものすごいヘビースモーカーだったってことですね。

ブルー・オイスター・カルトはもちろん、アメリカ版のブラック・サバスみたいなイメージで売り出したバンドですが、1972年のデビューアルバムが出たときは、その直前にブレイクしたウィッシュボン・アッシュがダブル・リードギターで人気になったので、それを越えたトリプル・リードギター(ステージでは時にはドラムの人もギターを持ってきて全員ギターという、バカな光景もありました)というふれ込みでした。まあ正しくはギターとリードギターの他に、キーボードのレイニアさんもギターを弾くということだったわけです。
このバンドは75年にようやく本格的にブレイクしますが、76年に出したアルバムにはナレーション入りの「Godzilla」というシングルが収録されており、日本のロックファンの多くは、初めて「マジか!アメリカ人も『ゴォージラ』って言うととるで!?」と驚愕したのでした。(この人達、80年代には「クラブニンジャ」なんていうアルバムも出してます。)

ややファニーで商売っぽいブルー・オイスター・カルトの歴史はともかく、レイニアは控えめでまじめな人だったらしく、バンドを離れても、一時期恋人だったニューヨークパンクの女王パティ・スミスさんのアルバム(代表作Horses収録の「エレジー」のギターは、レイニアさん)やら、クラッシュのアルバムなどに参加しています。
1986年には、バンドを脱退しますが2年後には復帰。その後2006年に引退するまで、バンドで演奏しました。
 また、去年(2012)の11月には一夜限りのニューヨークでの再結成に参加しました。
「リハで10分か15分一緒に演奏しただけで、俺たちはしっくりきた。自転車こぎみたいなものさ。彼が恋しいよ・・」と語るリードギターのバックダーマ・ローザーさん。
 ご冥福をお祈りしましょう。タバコの吸いすぎにはご注意を!

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